バーチャル日本博の歩き方をご紹介!
バーチャル空間を自由に歩きながら、様々な「日本の美」を映像やVR、画像を通じて体験することができます。なかでも日本の象徴のひとつである「富士山」と「桜」は、これまで多くの芸術作品に影響を与えており、バーチャル日本博の中でもたくさんの作品と出会うことができます。ぜひ多彩な「富士山」と「桜」の表情をお楽しみください。
桜のおすすめコースをご紹介
おすすめのポイント①
大倉喜七郎の援助により1930年に実現した「日本美術展覧会(通称ローマ展)」のために、横山大観が制作した屏風で、大観の画業を代表する作品です。月の輝く春の夜、かがり火に照らされた山桜と対比をなす松とが幻想的かつ艶やかに描かれています。
エリア:水のミュージアム・フロアC S8-2
おすすめのポイント②
日本の伝統芸能を通して感じる日本人と自然との関りについて、尾上菊之助さんに語っていただいています。伝統芸能のひとつである歌舞伎では四季を大事にしており、春夏秋冬それぞれの演目があるなかで、春は「義経千本桜」や「金閣寺」などが、桜がテーマになっています。
エリア:木の芸術劇場 2F-い
おすすめのポイント③
目にも鮮やかな紅綸子の振袖をまとった若い女性が、ふと振り返る一瞬を描いています。長い髪の裾を玉結びにし、さりげなく挿した櫛と簪が、若々しさを引き立てます。小花模様の地紋が織り出された綸子地に、鹿の子絞りと刺繍で施された菊と桜の花の丸模様は、元禄期頃に流行したデザインです。七宝繋ぎ模様を施した帯を結んだ端をだらりと下げ、やはり、この頃に流行した吉弥結びにしています。
エリア:水のミュージアム・フロアB N4-1
おすすめのポイント④
桜が満開の吉野山と、桜を見ながら金峯山寺に参詣する人々を描いた屏風です。能〈吉野天人〉では、都から桜を見物に来た人々と天人の交流が描かれます。特別展の映像にてお楽しみください。
エリア:木の芸術劇場 2F-は
バーチャル日本博
日本博では、実際の会場での「リアル体験」と、デジタルコンテンツによる仮想空間をオンライン上に設置した「バーチャル体験」の融合を目指し、国内外へ発信していく「バーチャル日本博」をオープンしました。
美術展、舞台芸術、自然、芸術祭など、日本博事業が表現する様々な「日本の美」を、美しい映像、VR、画像等を通じてバーチャルの世界で体験することができます。