日本の美を再発見!
JAPANを体感する日本博おすすめプログラム

「日本の美」を体感する美術展・舞台芸術公演・芸術祭など、年間を通じて全国各地で多様なプログラムを展開している日本博。
今回はそんな日本博の中から、旬の日本を楽しみながら、伝統の日本の美を体感いただけるプログラムをご紹介いたします。

工藝ダイニング2022 Kōgei Dining

日本の工芸は、自然を生かした多彩な素材と技法、そして感性をもとに、創意溢れる作品世界を作りあげてきました。その作品世界を、多くの方に触れ合っていただくべく、「工藝と食」をコンセプトに「Kōgei Dining」は生まれました。
漆芸の人間国宝、室瀬和美は「工芸品というのは使う人のためを思って作る、自分たちはこれを使ってくれる人が幸せになって欲しいと思って作っている」と語っています。工芸は、実際に使って楽しむことで作り手と使う側の美的交歓が生まれます。つまり作家の思いとそれを受けて使う人の、作品を通しての人と人との結びつきです。「Kōgei Dining」では、こうした工芸のもつ美的特質を体感する機会の創出を試みます。
2022年は、5月に熱海会場で開催し、その後、福岡会場(11月)と広島会場(令和5年3月)でも開催を予定しています。

開催場所
MOA美術館(静岡県熱海市)
開催日
2022年5月31日(火)
公式サイト
https://www.kogei-dining.com/
English
https://www.kogei-dining.com/en/

新国立劇場

新国立劇場では次世代を担う若者や子どもたち向けに、また、海外からの観客にも楽しんでいただこうと、日本の魅力を発信するオペラ・ダンス・演劇作品を上演しています。
今回はその中から、森山開次『新版・NINJA』と高校生のためのオペラ鑑賞教室2022『蝶々夫人』をご紹介。

森山開次 『新版・NINJA』

ダンス 森山開次「NINJA」2019年公演 撮影:鹿摩隆司

森山開次による、大人も子どもも楽しめるダンス作品の第二弾として2019年に新国立劇場・小劇場をはじめ全国で大好評を得た『NINJA』が、中劇場での上演版として戻ってきます。
思わず口ずさみたくなるテーマソング「ひっそり、こっそり、ひっそり…♪」に合わせて躍動する忍者たち、日本の自然の中に潜む忍者のような昆虫たちなどに扮した、個性豊かで驚異の身体能力を持つダンサーたちが不思議で楽しく、クールな世界を作り出します。子どもたちも、かつて子どもだった大人たちも心掴まれる舞台です。

開催場所
新国立劇場中劇場(東京都渋谷区) ※全国巡回予定あり
開催日
2022年6月25日(土)14:00
2022年6月26日(日)13:00
2022年6月26日(日)17:30
公式サイト
https://www.nntt.jac.go.jp/dance/ninja/
English
https://www.nntt.jac.go.jp/english/productions/dance/ninja-2022.html

新国立劇場 高校生のためのオペラ鑑賞教室 2022『蝶々夫人』

新国立劇場高校生のためのオペラ鑑賞教室
「蝶々夫人」2019年公演より
撮影:寺司正彦

新国立劇場開場翌年の平成10年から始まった「高校生のためのオペラ鑑賞教室」は今年で24回目を迎えます。
『蝶々夫人』はオペラ鑑賞教室でも最も上演の多い作品です。

長崎を舞台に、アメリカ海軍士官の夫・ピンカートンへの一途な愛を貫いた蝶々さんの悲劇を描いたオペラは、初めてオペラを鑑賞する高校生にも深い共感を呼んでいます。栗山民也の演出は、死をもって愛を貫いた蝶々さんの世界をシンプルながらスケールの大きな舞台で描いています。人物の内面を鮮やかに描写する演出が、多感な高校生の想像力を大いに刺激し、オペラへの興味を喚起すると好評を博しています。

開催場所
新国立劇場オペラパレス(東京都渋谷区)
開催日
2022年7月8日(金)~7月16日(土)
公式サイト
https://www.nntt.jac.go.jp/opera/educational-madamabutterfly/
English
https://www.nntt.jac.go.jp/english/productions/opera/educational-programme-for-high-school-students-madama-butterfly2022.html

国立劇場

国立劇場では日本博の総合テーマである「日本人と自然」に沿って、多様な演目を上演しています。日本の芸能には、時代や風景を象徴する表現が密接に関わっています。
2022年には「花鳥風月」をキーワードにしながら、国立劇場の歴史を生かした各ジャンルの集大成ともいえるラインナップでお届けします。

令和4年5月雅楽公演「舞楽」

舞楽は、王朝文化が花開いた平安時代、大陸から渡来した芸能を日本風に整えるなかで大成し、千年以上にわたり宮中を中心に脈々と受け継がれています。

その代表的な継承者として、重要無形文化財「雅楽」に指定されている宮内庁式部職楽部による演奏で、多様性に優れた名作の数々をどうぞお楽しみください。

開催場所
国立劇場大劇場(東京都千代田区)
開催日
2022年5月28日(土)14:00開演
公式サイト
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2022/4512.html?lan=j
English
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_l/2022/4512.html?lan=e

令和4年6月民俗芸能公演「花祭-奥三河の霜月神楽-」

「花祭」は、愛知県奥三河地方で綿々と伝えられてきた神楽です。太陽の力が一番萎える時期に八百万の神々を勧請し、その力を復活させて無病息災や豊作を祈念します。

本公演では、なるべく本場に近い雰囲気を再現し、夜どおし繰り広げられる祭礼をほぼひと通りの流れでご覧いただける構成です。
新型コロナウイルス感染症拡大により、過去2回中止となっておりましたが、今回は満を持しての上演です。どうぞご期待ください。

(写真)大村光弘・杉浦清孝

開催場所
国立劇場小劇場(東京都千代田区)
開催日
2022年6月11日(土)11:00開演/14:00開演
公式サイト
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2022/4616.html?lan=j
English
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2022/4616.html?lan=e

令和4年6月邦楽公演「日本音楽の流れⅤ ―打楽器―」

「日本の伝統楽器に注目し、その歴史的な変遷とともに音楽の魅力を紹介する「日本音楽の流れ」シリーズ。
今回は打楽器を特集し、雅楽、能楽、長唄、創作太鼓に加えて、新作の委嘱作品も初演します。また、アジアの楽器を含めた実演解説もございます。
さまざまな分野の演奏で、鼓や太鼓の魅力あふれる作品をお楽しみください。

開催場所
国立劇場小劇場(東京都千代田区)
開催日
2022年6月18日(土)12:00開演
公式サイト
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2022/4612.html?lan=j
English
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/kokuritsu_s/2022/4612.html?lan=e

大阪/国立文楽劇場

大阪の国立文楽劇場では、文楽鑑賞教室を開催。
出演者によるわかりやすい解説と見ごたえのある名作で初めての方にも文楽をお楽しみいただける公演です。

令和4年6月文楽鑑賞教室/大人のための文楽入門/Discover BUNRAKU

『仮名手本忠臣蔵』身売りの段

平日は中高生の団体観劇が中心のため、6月5日(日)には午前11時開演で「大人のための文楽入門」、午後2時30分開演で「Discover BUNRAKU」と題して特別バージョンを上演します。
ともに太夫(浄瑠璃語り)、三味線弾き、そして人形遣いの実演解説を行い、3つの要素が融合する文楽の世界をより深く知ることができます。
「Discover BUNRAKU」では、さらに日本語・英語の同時通訳による解説「The ABC of BUNRAKU」と演目の内容を解説する字幕をご用意していますので、外国人の方はもちろん、日本人の方もお楽しみいただけます。

日本語と英語の解説を聞き比べる、ちょっと変わった楽しみ方も!?

開催場所
国立文楽劇場(大阪府大阪市)
開催日
2022年6月2日(木)~6月16日(木)
「大人のための文楽入門」6月5日(日)11:00開演
「Discover BUNRAKU」 6月5日(日)14:30開演
公式サイト
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2022/0406.html
English
https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2022/0406.html?lan=e